若さの秘訣はお任せください
時間の経過が一番効果的な処理策、だと思います。
感情の高ぶった、興奮状態でしたことはろくな結果が待っていません。
深く考えず起こした行動には必ず落とし穴、またはポカがあるはずです。
冷静になるまでじっと耐えられるかが勝敗の分かれ目です。
愚痴や悪口が多くなった。
なぜだろう?「どうして、なぜあの子が選ばれるの」「きっと上司と飲みに行っているからじゃない?」「○○っていう噂よ」「そう、そういうことね」などなど、想像、憶測、時には断定的な会話がロッカールームや給湯室、トイレ内で聞かれます。
「どうしてこんなに頑張っているのにお給料が減るの」「経営者の怠慢よね」、これはJ時代よく耳にした愚痴です。
当時は、ストライキをしても「お姫様スト」と呼ばれるほど賛沢な不満ばかりでした。
既得権益を維持するべく起こしているもので、同情の余地のない要求でもあります。
Jの外へ出た私には、いかに世の中をわかっていない、自己中心的な要求だったかがわかります。
お給料5%カットなんて甘い甘いお話、この不況のさなか、10%なんてざらな世の中です。
おじ様族は良き時代を回顧し、思い出とともに愚痴るのが楽しみな様子です。
私はJの悪口や元同僚たちを批判するために言っているのではありません。
これも私の愚痴なのです。
私が前にいた会社は、世の中の不況をまともに受けるレジャー産業でした。
当然、大きな不況風に吹き上げられ、その子会社のリストラは人件費、設備投資などすべてにおよび、大打撃が社員たちをおそいました。
これは事実ですが、これを口に出して発言すれば第三者からは「あなた最近、愚痴が多くなったわね」と言われます。
事実関係を話していても、否定的な内容だと第三者には愚痴に聞こえてしまいます。
よいことばかり話していたら嫉妬されるでしょうし、愚痴になるからといって話さずにいれば「みずくさい」と言われます。
相手と内容を確認していないと、がらりと話の印象が変わってしまうので、注意が必要です。
昔からいわれているように、「口は災いのもと」ですから。
まだ愚痴までは許されますが、悪口は人格を疑われかねません。
とくに他人を中傷するものは最低です。
それも事実関係が明確でないものや、憶測で話すと傷を大きくするばかりで何の解決策にもなりません。
風評で人は動いてしまいます。
自分の好き嫌いだけで判断するのは、能力がない人と判断されます。
人間として温かさのない、いわゆる人間性欠乏症と呼ばれても仕方ないでしょう。
悪口、愚痴が出そうになったら飲み込む努力をしましょう。
間を取り、ひと呼吸おくよう努めましょう。
愛、仕事、友人、兄弟など人間関係、お金、芸術的才能、環境、これらすべてが嫉妬の対象となります。
嫉妬の深さには個人差があります。
男女の問題でも、オフィスでデスクが隣り合わせというだけで彼女から嫉妬されている人もいれば、二人だけで食事に出かけても「仕事か何かじゃない」と気にもせずにいられる人もいます。
私の知っている愛の嫉妬はすさまじく、彼を自宅に帰すまいとスーツやネクタイをザクザクに切り刻んでしまった女性がいます。
「ちょっと会えない」なんて言おうものなら、会社に電話をかけまくり、彼の会社での立場も危うくしてしまいます。
冷静さを取り戻した後、彼女はかなり落ち込んでいました。
自己を見失い、非常識な行動をしたつけは、かなりの時間を要し、日常生活を回復するのは容易なことではありません。
数々の嫉妬の姿を見てきましたが、どこかで相手を頼りに生きている人ほど嫉妬心が強いものです。
自己を確立した人は、一時的には嫉妬しても、どこかで「彼がいなくてもどうにかなるわ」と考えています。
私の人生は誰のものでもなく、自分のものです。
成り行きに任せる、というちょっとしたいざという時に自分が自分に勝てないのです。
ゆるみがないと、仕事における昇格や業務の振り分けにも自分の思惑とは違った力が働くものです。
すべて自分が決定できるわけではありません。
とても残念なことですが、指示には従わなくてはならないのが企業です。
私は男性と同等に働いているし、成果も上げている、にもかかわらずそれなりの評価が得られない。
そんな虚しきややるせなさを感じている方も多いことでヒットを生み出し、それを企画、提案、商品化したのは私なのに、という事実があっても、評価されるのは所属長で、なかなか末端の個人の評価にはつながりません。
お手柄の横取り、そんな上司の下で働いている人も多いはずです。
声高に「私の企画よ」と叫んでも、これも虚しい結果が待っています。
皆の協力があってできあがったもの、とそう思い込んだほうが楽かもしれません。
できる上司とは、お手柄を独り占めにせず、さらに上の上司に正確に報告してくれる人です。
そんな充実した環境での毎日だとどんなに幸せでしょう。
しかしこんな環境のよい企業は少ないのが現実です。
自分が恵まれていないと思い込むと、いきおい独立や転職を意識してしまいます。
でも、一時の感情に左右されることなく、冷静になるまで一息ついてから熟慮しましょう。
確かに勢いで動くのは楽なのですが、私の経験では、しっかり中長期的なスパンで判断しないと取り返しのつかないことが多いものです。
一歩下がって観察すると、また違う展開も見えてくるはずです。
日常業務で「私がこの電話に出たから良かったのよ」「私がそのお客様に応対したから決まったのよ」などなど言いたいことは山ほどあるに違いありません。
我慢ばかり強いるようですが、自分の中で「あれは私のお手柄です」と言い聞かせ、見る人は見ている、上司もまんざら年だけとっているのではないと信じましょう。
心の中で「お手柄はあなたに貸しておくわ」くらいの度量を持ち、そのプライドをまた力量に変えてどんどん蓄えておきましょう。
自分がリーダーになり成果を試されるまで頑張ってみませんか。
結局、嫉妬の後に押し寄せる感情は虚しさです。
虚しさよりもう少し楽な道を探しましょう。
感情が高ぶっている時ほど控えめにし、嫉妬心がむらむらと湧き起こったら冷めるまで待つことです。
嫉妬心を見て見ぬ振りできる大人の女性を目指しましょう。
他人を誉められる人になろう。
心の底からの挙一固め言葉、見えすいた誉め言葉、耳ざわりな誉め言葉があります。
自分の感性では評価しがたいコンサートの後、「良かったわねえ」と同意を求められて困ることがあります。
映画もしかり、感性や状況により友人と大きく異なる印象を持つことがあります。
私は以前レストランを経営していました。
お客様が夕食を召し上がってお帰りになる時、「ごちそうさま」の一言で本当の評価か否かを見極めなくてはプロとは言えません。
気を遣ってわざと大きめの声で、それもエレベーターの閉まりそうな頃合に「今日は美味しかったわね」とおっしゃられる方がいますが、この一言は本当の誉め言葉でなく社交辞令と受けとめます。
本当に美味しくて満足した時には、日を見て穏やかな音量で「美味しかったです。
ごちそうさまでした」とお帰りになります。
社交辞令は、言うほうも言われるほうもよい気はしません。
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Tue Dec 2 04:00 PM

